4月28日(土)14:00~17:00、筑波大学附属小学校にて第2回学習会を行いました。
筑波大学附属小学校を会場にして行う初めての学習会。各地から総勢42名の方々が参加してくださいました!
まずは、伊奈町立小針北小学校 結城光紀先生による「体育授業のUD化」のプレゼン。UD体育の目指す姿や、UD化の視点などを、実践映像等も踏まえて丁寧な解説をいただきました。
そして、今回のメインである実技を通した学習会。箱根町立湯本小学校 山下大晃先生による「UDの視点を大切にした『しかけ』」として、ネット型を例に進めて行きました。
はじめの「しかけ」は「得点化」と「ゲーム化」という「授業づくりのしかけ」です。
反復練習だと集中力が続かない、意欲を持ちにくいという子がいるかもしれません。そこで、「しかけ」をします。
トスの「練習」 → 30秒で何回できる?
アタックの「練習」 → 相手のコートに入れたら1点!
次に、「学習の中でのしかけ」として、「比較する。」というもの。
セッターの位置やアタックの位置について、上手な子(チーム)の動きと、ミス(教師)の動きを「比較」して、なぜうまくいかないのかを全員で思考します。上手な動きだけを見ていても、「分かっている子」と「分からない子」にわかれてしまいます。比較することで、全員で思考する土台を作ることができます。
それぞれのしかけについて、実際に体を動かして体験したり、「他にはどんな場面でこんなしかけができるだろう?」とグループで話し合ったり発表し合ったりして、学びを深めて行くことができました。
最後に、代表の結城先生、顧問の筑波大学附属小学校 清水 由 先生に今回の学習をまとめていただきました。
最後に清水先生も仰っていましたが、一方的に情報を「受け取る」研修会ではなく、「学習会」として、参加してくださった先生方でいろいろなアイディアを出し合えることの良さを実感できる学習会になったのではないかと思います。
参加された先生方ありがとうございました! UD体育として、これからも活動がありますので、今回参加できなかった方も次回は是非ご参加ください。
ご意見ご感想やご質問がありましたら、udtaiiku@gmail.comまでお願いいたします。
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