体育と学級経営


今年度も、もう半年がたとうとしています。

学校を見渡すと、

自分達で考えて、声をかけ合って動ける学級がある一方で、

なかなかまとまらない学級も・・・。

その差は?


少し前の話になりますが、、。


8月16日に、日本授業UD学会学級経営大会にて、

「体育」と「学級経営」の視点から

「みんなで笑顔の学級づくり ~「体育」と「遊び」のアプローチ~」をテーマに、

UD体育代表・結城が実践発表を行いました。



子供達が自分達で問題を解決していく、

「自治的な集団」を育てていくために、どうしたらいいのか?

体育の視点からの発表でした。


まず、教師が学級のゴール像をはっきりもち、ゴールに向かってアプローチしていくこと。


「学級開き」では、学級の方向性を伝え、安心感を感じさせること。


「一斉指導」を成立させるために、ルールのある活動の中で、

よい行いをほめることで価値付けし、学級全体の雰囲気を育てていくこと。


「ペア・グループ活動」を仕組み、関わり方や関わることのよさを全体で共有し、

関わりの質を上げていくこと。


「自治的活動」へは、主体的に関わり合える教材やイベントをしかけ、

その自主性やプロセスを価値づけていくこと。


と、学級の4つの成長のステップに沿って、具体的なアプローチを紹介しました。


あわせて、「体育」や「遊び」で学んだ集団スキルを、

他教科や他の活動の中で、繰り返し関連づけることで、

学級のよさが強化されていくことも、話にありました。


ゴールを見据えてアプローチし、そのプロセスを共に共有していくことが、

まず第1歩なのですね。


体育は子供達が自然に、たくさん「関わり合える」教科です。

子供達の笑顔のために、

UD体育では、学級経営の視点もあわせて考えていきたいと思っています。



3週間後に迫りました!

10月20日(土)に、「体育の陣3」を開催します!

「体育と学級経営」をテーマに、結城がミニ講座を行います!

ぜひ、ご参加ください!









UD体育 ~ユニバーサルデザインの視点からの体育授業づくり~

UD体育の活動予定や活動報告をします。

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