第6回学習会を行いました!

 8月31日(土)13:00~16:30、筑波大学附属小学校にて第6回学習会を行いました。

 今回も筑波大学附属小学校を会場に、各地から総勢46名の方々が参加してくださいました!

 今回は実技と体育DEクラス会議。

 実技はUD体育副代表 山下 大晃先生。子ども達が「やってみたくなる」ようなしかけとして「スモールステップのしかけ」について、「ベースボール型(ゲーム)」を題材に、実技講習をしてもらいました。

 はじめに、中学年のゲームとして「ティーハンド」を皆さんに体験していただきました。何かと複雑になりがちなベースボール型ゲーム。ルールがわからない、バットがうまく使えない…といったおよそ想定できるつまずきを避け、「どこに打てば良いか」を学習させれられるような教材の工夫を実感していただけたことと思います。ここでは「ルールや場を減らす」ことでスモールステップの第1歩とするしかけが提案されました。

 次に、ティーハンドを経験した高学年の子ども達に「学ばせたいこと」と、それに基づいて「どんな場やルールにすると良いか」を、各グループで考えていただきました。ティーハンドをもとに、「今度は守備について学ばせたい」「手じゃなくてバットで打たせてみたい」「ベースを増やしてみたい」等、各グループで熱心に話し合っていただきました。ここでは、中学年のゲームから「どんなことを“増やす”か」というスモールステップの話が中心になっていきました。

 今回の提案やグループで協議した「しかけ」を、ベースボール型だけでなく、またゲーム以外の領域にも生かしていただければ幸いです。実践されたら是非、スタッフに教えてください。

 後半では、前回に引き続き2回目となる「体育DEクラス会議」。グループごとに最近の悩み事や心配なことをざっくばらんに話していただきました。話題も多岐にわたり、体育のことだけでなく学級経営のことや宿題のこと、働き方のこと等々、各グループで盛り上がっていました。グループの人数が3~4人と少人数だったこともあり、初めて参加された方も発言しやすかったようでした。

 参加された先生方ありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。

 次回は12月7日(土)、「緊急企画!!UD体育×学級経営」学習会です。体育の授業を実際にご覧いただくだけでなく、上越教育大学 赤坂真二先生をお招きしてご講演をいただきます。体育が学級経営に貢献できることは何か?について学びます。場所は東京学芸大学附属世田谷小学校。ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。

 ご意見ご感想やご質問がありましたら、udtaiiku@gmail.comまでお願いいたします。

UD体育 ~ユニバーサルデザインの視点からの体育授業づくり~

UD体育の活動予定や活動報告をします。

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