「もっと〇〇しろよ!!」
と、球技の授業や長縄の練習中、言っていることは正しいのに、言い方がキツくて周りから反感を買ってしまう子、いませんか。
言われた子は「言ってることはわかったけど…」と素直に受け止められなかったり、「そんなこと言われたって…」と萎縮してしまったりします。
そんな時に私が行った子どもたちとのやりとりです。
①声かけの内容を全体で取り上げる。
声をかけているという行為や、そのポイントに気付けたことをほめ、全員で気をつけるポイントとして再確認しました。
②共感し、伝え方を一緒に考える。
嫌な気持ちになってしまってる子がいることを伝え、熱くなってしまう気持ちに共感し、どうしたら伝わるかを考えました。
ほとんどの場合その子と話すと、「だって…」と強く言ってしまった理由を教えてくれました。理由に合わせて、その子の想いが1番伝わる方法が何か考えました。
③声かけが改善できたら、たくさん褒め、繰り返し伝える。
今の声かけは良かったというのをはっきりと示し、クラス全体にも復唱し伝えました。
強く言ってしまう子は、周りの子よりも上手にできたり、一生懸命取り組んでいたりすることが多いです。そんな子たちが「自分ができるから周りもできるのは当たり前」ではなく、自分の声かけやアドバイスで周りの子ができるようになるのが楽しい授業にしたいと思っています。
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