1月26日(金)19:00~21:00、埼玉県伊奈町立小針北小学校にて、第1回学習会を行いました。
記念すべき第1回。近隣の先生方が十数名参加してくださりました。
まずは、小針北小学校 結城光紀先生によるUD体育の概説を10分弱。初めての学習会ということで、まずは全体像をつかんでいただきました。
その後は大きく2つの内容を行いました。
1つ目は、今泉小学校 石坂晋之介先生によるワークショップ。器械運動に焦点を当てて、子どもたちがどんなところでつまずくのか、それに対する手立てはどんなものがあるのかを、参加された先生方で交流しながら学び合いました。想定されるつまずきとしては大きく2つ。「こわい」と「わからない・できない」です。そこで登場したキーワードは「補助をする」。補助として「場や教具の工夫」「教師による補助」「児童間補助」に分けて議論しました。
2つ目は、芝川小学校 金子 暁先生による実技。4年生のネット型ゲームを題材として行いました。全ての子どもたちに「アタック」を味わわせるために、子どもたちがどんなところでつまずき、それに対してどんな工夫ができるのかを議論していきました。参加しやすいルールの工夫、怖くないボール、アタックしやすいネットの高さ、アタックするための戦術的な学習…。動きながら気が付いたことを交流し合うことで、学び合うことができました。
今回の内容で共通しているのは、「子どものつまずきから授業をつくる」というUDの原点となる視点です。子どもたちがどんなところでつまずくのかを想定し、みんなで「わかった!」「できた!」を少しずつ積み重ねていけるような単元計画を工夫することで、みんなで学習内容の獲得に迫っていくこと。
今後も学習会や研究大会を通して、みなさんと議論を深めていきたいと考えています。今後の予定も随時UPしていきます。可能であれば、ぜひご参加ください!
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