先日のオンライン学習会では多数の方に参加いただき、本当にありがとうございました。
場所を気にせず全国の先生方と体育の学びを深めていくことができ、非常に有意義な学習 会となりました。
さて、今回は「UD 体育の”しかけ“」について一年生のゲーム領域の実践をもとに考えてい きました。児童のつまずきを想定して、身につけさせたい力をつけるためにどんな”しかけ “が有効であったかを紹介し、様々な視点からその価値を考察していきました。
パネラーからも、場の設定や発問の工夫についてなど質問があり、澤先生が細部までこだわって授業づくりをしている様子がうかがえました。子どもたちが「やってみたい!」と思えるようにゲーム参加への不安を緩和し、安心して取り組めるよう段階的に過程を整えていくことが大切だと話し合うことができました。
グループでの協議の中では、参加していただいた先生方の日頃の悩みや実践について情報 交換することができ、授業づくりのヒントをたくさん見つけることができました。若手の先 生もベテランの先生も一緒になって考えていました。自分の地域を一歩またいでみると新 たな発見がたくさんあり、良い刺激になったかと思います。感想の中で、UD 体育の「しかけ」を意識して授業づくりをしてみようと思った、ちょっとした工夫が子どもたちを動かす 原動力になっていくと感じたなど、まだまだ「しかけ」の可能性を追い求めていけると、手ごたえを感じる機会となりました。
今回の学習会で UD 体育が目指す全員笑顔の体育授業 づくりの魅力を少しでも感じていただけていれば嬉しいです。また、参加者の皆さんにお答えいただいたアンケートの結果を今後の学習会の内容に活かしていきたいと思います。オンライン学習会は、遠方の方など様々な状況の先生方に気軽に参加していただけるので、今後も定期的に開催していきたいと考えています。
次回は7月26日(日)に第二回オンライン学習会を行う予定です。多数の方のご参加を心 よりお待ちしております。
2020.7.12 UD 体育学習会
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