第12回オンライン学習会 報告

令和3年  第12回 オンライン学習会 
 
 6月の学習会では、御多様の中、50名以上の先生方にご参加いただき、ありがとうございました。
 今回は「ゴール型は何を教えるの? ~ゴール型のイロハ~」について、UD理事である北村から提案させていただき、ゴール型で起こりやすいつまずきを「環境」と「単元の内容」から考えていきました。
 
 環境では、生徒のつまずきを「ルール」「コート」「用具」という視点からから考え、ルールでは「ドリブルをなくす」「腕1本分離れる」コートでは、「どのようなゴールの形がよいのか」用具では「ボールの空気を抜く」など、「どこに動けばよいか?」に向かうためにどのように環境を整えていくかを皆さんと一緒に考えていきました。
 単元内容では、「どこに動けばよいか?」に対して、具体的なスモールステップが提案されました。スペースに動けるようになるための「ドラキュラ」やパスをしてすぐ動けるようになるための「パスランリレー」は、「明日からでも使える」と思えるような内容でした。
 人数を減らすことで課題を作っていく方法や共通の言葉を共有することで文句を減らしていく方法などが提案されました。
 また、前回に引き続き、アドバイザーとしてUD湘南の上條先生をお招きし、今回の実践を「特別支援」と「学級経営」の視点から見てどのような良さがあるのかをお話をいただき、理解を深めることができました。
 UD体育顧問の清水先生のお話では、体育の視点から最新型のドラキュラの情報を提供していただいたり、学び直しの重要性についてお話をいただきました。
 様々な場所から、多くの先生方にご参加いただき、活発にチャットを通じてご意見やご質問を いただけたことで、よりよい学びとなりました。今後も、皆様と一緒に学びを深めていければと思います。

 次回は、UD湘南の上條先生から
子どもの「ミカタ」の学級づくり~(体育+学級経営)×特別支援=?~
というテーマでお話をいただきます。
7月24日(土)20時~21時30分で開催する予定です。多くの先生方のご参加をお待ちしています。

UD体育 ~ユニバーサルデザインの視点からの体育授業づくり~

UD体育の活動予定や活動報告をします。

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